日中は暑い日が続いていますが、吹き抜ける風や朝晩の涼しさは、すっかり秋めいてきました。夜になると、あちこちから虫の音が聞こえてくるようになりました。鳴き声の美しい虫はよいのですが、葉を食い荒らす虫や、刺されたら痛い毛虫など、迷惑な虫も増えてくる時期です。

そんなこの時期、子供たちが害虫の被害にあわないように、樹木の消毒をしました。車に積んだタンクいっぱいの消毒液を、学校じゅうの木にふりまきました。これでどれだけの効果があるのかと疑問に思うかも知れませんが、毎年、消毒を終えてしばらくすると、文字通り「虫の息」になった大きな毛虫が木の下に何匹も転がっているのですから、確実に効果があるのです。

これで子供たちが鬼ごっこやかくれんぼで木の陰に隠れて遊んでいても安心です。