学校日記

大きくなったら・・・

公開日
2009/06/09
更新日
2009/06/09

三小の風景

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 事務室前の廊下に、水槽が置いてあります。通りかがる子供たちが中の様子をのぞいていき、中に生き物がいるのを見つけるのですが、それが何なのか分からない子がたくさんいます。

 その中身はプール掃除で捕獲(救出?)されたヤゴです。ヤゴを知っていても、それがトンボの幼虫だということを知っている子はあまりいないようで、高学年の子にも「先生、これって大きくなったら何になるの?」と聞いてきた子がいたくらいでした。

 昔ならヤゴがトンボの幼虫だなんてことは小さな子供でも知っていて当たり前だったはずです。ところが今ではザリガニ獲りをしたことのある子もめっきり減ってしまい、ヤゴを見たこともない子がふえてしまっているんですね。

 昼休みには、それこそ穴が開きそうなほど興味津々で水槽を眺めていた1年生に、6年生の子が頭を寄せ合うようにして一緒に観察しながら、いろいろと教えてくれていました。そのうち、朝登校したら廊下を羽化したトンボが飛び回っていて子供たちが大騒ぎ!なんてことになるかもしれません。子供たちに生命の不思議や尊さを実感させるには格好の教材です。