「わんぱく寄席」
- 公開日
- 2011/11/18
- 更新日
- 2011/11/18
三小の風景
11/17(木)に、芸術鑑賞教室が開かれました。今年は「わんぱく寄席」と題し、日本の伝統芸能である落語を鑑賞しました。
最初に真打ちの落語家さんが、落語について分かりやすく説明してくれました。途中、寄席で使われる太鼓をたたいたり、手ぬぐいと扇子を使って落語に出てくる動作をやってみたりする体験コーナーもあり、楽しく学ぶことができました。
その後は、本物の寄席さながらに落語と色物の競演。まずは柳家わさびさんの落語です。演目はおなじみの「寿限無」でしたが、子どもたちが親しみやすいようにアレンジされていて、始めから終わりまで子どもたちは大爆笑でした。
続いては鏡味仙花さんの太神楽。傘の上で玉や升が回ったり、顔の上に棒や湯飲みを積み上げてバランスをとったり、目の前で繰り広げられる曲芸の数々に、みんな「おおっ」と思わず声を上げて見入っていました。
そしてトリは桂文雀さんの落語「子ほめ」です。何人もの登場人物を演じ分ける落語家さんの話や、動作のおもしろさに、見ている方は笑いながらも感心しきり。楽しい時間はあっという間に過ぎ、「わんぱく寄席」は大盛況のうちに幕を閉じました。
生の落語を聞くのは、ほとんどの子が初めての体験でしたが、子どもたちからは「来年も聞きたい!」と言う声が聞かれるほど好評でした。これを機に、三小に落語ファンの子が増えるかもしれません。