6月の声
- 公開日
- 2008/06/09
- 更新日
- 2008/06/09
校長メッセージ
いよいよ遠泳練習スタート
新任校長として2ヶ月があっと間に過ぎようとしています。
本校は遠泳大会抜きには語ることができません。まさに地域と一体となったこの一大行事も今年で第72回を迎えます。教頭先生に話を聞くと、漁船や小舟の数も多く、その船には参加児童の目標達成と安全を願う家族や近隣の保育園児、3年生以下の児童などが乗り合わせ、全員が太鼓やかけ声で応援しているそうです。そこに地域の大いなるパワーを感じます。とかく小規模校の児童は日常生活の場に切磋琢磨する場面がなく、闘争心や、社会性などが身につかないことはよく言われますが、東小児童はこの行事を通して大きく成長していくものと確信しています。私は、「学校は地域の財産である。」という考えを、必ず保護者や地域の方々の前で話をするようにしています。財産とは子どもであり、学校と地域・家庭が協力して心もからだも強い子を育て、将来社会で立派に生きていく人間こそが地域を愛し、地域を守り育てる人間になると信じるからです。
6月の声を聞き、にわかに子どもたちの活動が活発化してきました。どの学校にも先がけ、プールで遠泳練習が始まりました。4年生以上の40名が大会目指し、それぞれの目標に向けて一生懸命泳いでいます。ゴールである多比浜に成就感、達成感に満ちた子どもの明るい声が響く日も近ことでしょう。大会は、7月12日(土)に予定しています。