文化の日
はじめは文化祭として提案されました。文化祭だけでは、あまりにも行事としてだけの意味しか持たないように思われるという意見もあり、また、一方で日本が本当に文化的な国としての姿になったのは、聖徳太子の１７条憲法が制定された日からであるのでこの日に文化祭を行っては、という意見も出ました。結局、それぞれの日に最も適切な意義を持たせるために、昭和２２年５月３日の日本国憲法の施行の日である５月３日を憲法記念日とし、昭和２１年１１月３日の日本国憲法の公布の日である１１月３日を文化祭ではなく文化の日という事に決定しました。この日は単なる行事だけに終わるのではなく、文化日本の進展に振り返り、回顧し、狭い視野にとらわれることのないよう、十分に展望の広さを持ち、新しい決意で進もうとする大切な意義がある。