ザボン登場
- 公開日
- 2009/02/06
- 更新日
- 2009/02/06
学校紹介
ザボン(ざぼん) [学名:Citrus grandis Osbeck]
ミカン科の常緑高木。ブンタン(文旦)ともいう。名は、ポルトガル語名のzamboaに由来する。中国名は朱欒。マレー原産の熱帯、亜熱帯性果樹であるが、17世紀には日本でもみられたと推定される。葉は大きく20センチメートルにも達し、大きな翼葉がある。初夏に白色4弁の花を単生または少数の総状花序につける。雌しべは大きく、雄しべは二十数本。果実は10月から2月に熟し、厚い果皮をもち大きく、葉とともに柑橘(かんきつ)類中最大である。古来、実生(みしょう)繁殖が繰り返されたために変異が多く、果肉も淡乳白色から紅紫色まであり、とくに紅紫色の系統をウチムラサキとよぶ。