5月ってどんな?
- 公開日
- 2009/04/30
- 更新日
- 2009/04/30
校長メッセージ
5月ってどんな
5月は昔の呼び名で「さつき」といい、皐月とも書きます。苗代で育てた早苗を田
に植える時期なので早苗月といっていたものが省略されて、「さつき」になったと言われす。
八十八夜
ちょうど春から夏にかけて移り変わる頃で、この辺りをさかいにして晩霜の被害の心配もなくなり、種をまくなど、農作業の目安にしていました。また、「夏も近づく八十八夜・・・」と歌にあるように新芽の茶摘みの時期にあたります。とくに春から八十八日目の八十八夜を選んだのは、大事な米という字にちなむといわれます。
端午の節句
男の子のいる家で、鯉のぼりを立て、武者人形をかざり、ちまき、柏餅、ショウブなどを供える行事です。また、菖蒲湯に入ります。菖蒲の節句ともいわれます。
立夏
暦の上ではこの日が季節の変わり目で、夏に入るとされています。立夏は春分と夏 至の中間にあたり気温が高くなり始めるころです。
母の日
子供たちがお母さんに感謝する母の日は、アメリカの母思いの少女から始まりまりました。いくつかの説がありますが、その一つを紹介しましょう。1900年代のはじめ頃アンナ・シャービスは母の命日に行われた追悼式でカーネーションをそなえ訪れた方にも配りました。そしてアンナは、母親の深い愛情に感謝の気持ちを表そうと呼 びかけました。
多くの人たちが賛同し、1908年の5月の第2日曜日、最初の母の日の集会が開かれました。それが評判になり、1914年、この日を母の日にすることがアメリカの議会で決議されウイルソン大統領が承認、世界に広まりました。
日本では、大正時代に一部で行われ、昭和はじめ頃皇后誕生日を母の日にしていま
した。第二次世界大戦から、アメリカにならって5月第2日曜日を母の日とし、盛んになってきました。
母の日とカーネーションの結びつきは、花言葉が「母の愛情」だから、アンナの親が好きだった花だから、等といわれています。