わたしたち静浦西小学校は、技能五輪で『香港』をサポートします。まずは、香港が属する中国の食文化にふれようということで、校区の干物工場に研修に来ている中国のお姉さんたちに水餃子の作り方を教わりました。参加したのは５年生。餃子の皮を手作りしたのはどの子にとっても初めての経験で、お姉さんたちの巧みな作業の様子に、目を見張っていました。めん棒を使って円形にのばす技を教わって挑戦してみると、思っていたよりも上手にできる子が多く、あちらこちらから歓声が上がっていました。餃子の具を包むお姉さんたちの手先の動きの速さとできあがった餃子の形の良さにも驚かされました。なかなか上手に包めず、悪戦苦闘していましたが、ゆでたての水餃子の味は最高でした。山盛りの水餃子が、あっという間になくなりました。餃子のおいしさはもちろん、中国のお姉さんたちのやさしさにも感動し、忘れられない活動になりました。家に帰ってさっそく家族のために餃子を作ったという子どもたちもいました。中国を理解しようとする活動の輪が、学校から家庭へ、そして地域へ広がり、技能五輪では、香港の選手の皆さんを応援しようという活動につながっていくことを願っています。