学校日記

“一隅”№35

公開日
2010/08/29
更新日
2010/08/29

校長メッセージ

− 俵万智が描く小学校の先生 −
サラダ記念日で有名な歌人・俵万智にこの4月(平成22年度)に小学校1年生になる息子さんがいるのだそうです(「総合教育技術」2010,3月号,第64巻第15号)。インタビューに答えて俵は次のように小学校の先生に期待する具体像をイメージしています。

「小学校の先生には、ある種の厳しさがあってもいいと思います。最近は優しくてお友だち的な先生が多い気がするんですけど、ピリッとした、いい意味での厳しさをもっている先生に出会えたら幸せだなと思います。

子どもを叱るのって難しいですよね。私も、ほめることはできるけれど、果たして上手に叱れているだろうかって思うことがよくあります。だから、虫のいい話なんですけど、子どもからはちょっと距離のある他人で、でも深く関わる大人として、先生には凜とした信頼できる厳しさをもっていてほしい。子どももきっと、親とかおじいちゃんおばあちゃんに叱られるのとは違う意味で、背筋がピンとすると思う。」
(平成22年3月16日)


以上、俵万智さんの話題をもって「一隅」の連載を終了します。夏休みの間おつきあいいただき感謝申し上げます。平成22年度の第2学期が明日から始まります。「西浦大好き、もっと好き!」を合い言葉に西浦小の子が健やかに成長できるよう尽力するつもりです。これからも応援の程宜しくお願い申し上げます。(平成22年8月29日)