“一隅” H22. №5
- 公開日
- 2010/09/22
- 更新日
- 2010/09/22
校長メッセージ
− 学校評議員会・報告 −
5月13日(木)、本年度の学校評議員のみなさんに来校いただき、委嘱状をお渡ししました。2名が欠席され6名の評議員が来校されました。授業を参観された後、給食を各学年で会食されました。
1年の教室で会食されたKさんはHさんの配膳を見て、すぐに褒めて下さいました。パンではありましたが、お膳に並べたパンの位置と汁の位置が定式に従っていたからです。
小倉朋子さんはフードプロジューサとして「食輝塾」を主宰されています。近著『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書、2008)の中で「ご飯は左、汁椀は右と知っている」の項を起こし、その理由を次の2点から説明しています。
①食べる頻度が高い一品として、ご飯はいちばん手にしやすい左手 前にくるのが自然です。
②次に口にする頻度が高く、汁気のためこぼしやすい汁椀を、右の 手前に置きます。
続けて、「ご飯と味噌汁の基本位置があるからこそ、和食の食事作法は、無理がない状態ではじめて成立」すると述べています。
西浦小の学校経営書、年度はじめの保体部給食指導の提案事項としても明記されています。確認をした上、全校で指導していきましょう。お願いします。
また、静岡文化芸術大学学長の熊倉功夫は静岡新聞夕刊の窓辺に「美しく食べる」と題し、恥ずかしさと食事の作法は連動していると、昨今の食事マナーの衰退を嘆いています(2010,5,17)。
会食後の学校評議員会では、「先生と子供が一緒に楽しんでいる授業が多くなっている。」とお褒めの言葉を主任児童委員よりいただけました。
「給食がおいしかった。」と多くの評議員の方の感想もありました。今後も授業参観等、可能な限り学校評議員の方々に子どものようすを見ていただくつもりです。
(平成22年 5月24日)