学校日記

6年・修学旅行12(日光東照宮見学7)

公開日
2010/10/18
更新日
2010/10/18

6年

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陽明門をくぐり抜け、裏手に回りました。

ガイドKさんからとても大事な話を聞かせていただきました。12本の柱のうち1本だけ異なった柱があります。渦巻きの紋様が他の柱の向きとは逆になっているのです。「魔除けのためにわざわざ逆さに彫ったといわれる」ことから、「魔除けの逆柱」と呼ばれているというのです。完璧な陽明門に魔がささないようにと故意に逆さにしたという説です。

また、故意に1つだけ仕様を変えることで、まだ未完成で完璧ではない建物ということを表わすというのです。完成させてしまえば、完成の次の瞬間から滅びに向かうのでわざと未完成にしたというのです。

なるほど、大変興味深い思想です。昔の人は奥深い考えを信じていたと改めて感心させられました。

さらに、ガイドKさんは説明の途中に子どもたちに挙手を求めたのですが、手を挙げても子どもを指しませんでした。ここが上手です。一人の子を指名し、発言させれば子どもたちはガイドKさんの話を聞くことより自分の思いや考えを表明することに気持ちがぶれます。注意を集中させる術として挙手を求めても、さらっと答えはガイドさんが簡単に触れるその手法に脱帽です。うまい!