学校日記

教室の電灯・黒板

公開日
2010/11/20
更新日
2010/11/20

学校

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学年の普通教室に黒板を照らす照明がありませんでした。数日の工事で6学年の教室に黒板を明るく照らす照明を設置していただけました。感謝です!明るくなった黒板を使って授業を!

黒板は授業を行うとても大事な教育用具です。明治時代に導入されました。寺子屋時代には存在しなかった用具です。黒色の板を使っていたので「黒板」です。明治時代のなうての教師の一人に芦田恵之助(あしだ えのすけ)がいます。芦田は教師が黒板にチョークで文字を書くことを「刻む」と表現しました。芦田の弟子、青木幹勇(なうての教師の一人)は黒板を大事にした教師です。青木は黒板には何も貼らないことを貫きました。黒板を第2の教科書、授業の足跡を残す授業の要としたからです。大いに真似たいことです。たかが黒板されど黒板!

時代がIT化され、人の生身の介在が失せようとする時代だからこそ、自分の体を使って、思いを刻むことのできる黒板はとても大事な教育的アイテム、用具となるのです。