チーム学校
平成30年度 「チーム学校事業 」
本校の取り組み
がんばる学校応援授業計画
30年度の本校の計画を紹介いたします。
〈課題・目的〉
1 単学級のため固定化されやすい人間関係を広げ,自分の可能性を見出し,向上心を高めるためや,他者とのかかわりを通してコミュニケーション能力を磨き,人間としてよりよい生き方を学ぶために,伝統として続いている長野県原小学校との交流活動をはじめ地域の教育資源を活用した,豊かな人間づくりを推進する。
3章(1)豊かな心の育成
3 自然資源,人的な環境に恵まれた地域の特質を生かし,直接体験による実感を伴う主体的な学びを展開することで,思考力・判断力・表現力の基礎や豊かな感性,社会性を形成する。
3章(5)五感を感じて学ぶ体験活動
※各項目の後ろに書かれているものは,沼津市教育基本構想の章立てと対応しております。
〈事業内容・計画〉
「地域間交流推進事業」「魅力的な言語活動支援事業」「戸田が好き!ひとが好き!地域で学ぶ体験活動推進事業」
☆☆1学期☆☆
○ 御浜清掃 全校 6月
○ 戸田小・原小 夏の交流 海遊び・釣り体験 5年 7月
○ 海の交流(へだっこセンター園児) 1・2年 7月
☆☆2学期☆☆
○ 戸田塩つくり 3年 10月
○ もちつき大会(へだっこセンター園児) 1年 12月
☆☆3学期☆☆
○ 戸田小・原小 冬の旅 スケート(原小の校庭天然リンク)・スキー 5年 1月
○ 磯海苔かき 3・4年 2月
○ 「深海魚教室」講師招聘授業 5・6年 3月
〈評価方法〉
1 児童へのアンケートを行い,事業と関連する項目の評価を数値化してこの事業の成果を判断します。
2 保護者への学校教育に関するアンケートを実施し,この事業と関連する項目の評価を数値化してこの事業の成果を判断します。
3 保護者アンケートに書かれた意見より事業の成果を検討します。
1 事業名 「体験活動推進事業」 (戸田小・原小地域間交流事業)
○1974年(昭和49年)、旧戸田村と長野県の原村とが姉妹村になって村民の交流がスタートし、昭和56年より海の子と山の子が交友を深める伝統のある交流活動である。長野県原小学校との交流活動を通して、自分や自分の住む地域の良さや可能性を再発見したり、自分を高めていこうという意欲を持てるようにというねらいのもと、7月に原小学校の5年生を戸田に迎え入れ、一緒に海水浴や海釣り体験を通して交流を深めた。冬は1月末に原村を訪れ、原小学校での交流昼食会、近くのスキー場でのスキー交流を行った。
○原村交流後の児童へのアンケートで、冬の交流にどんなめあてを持って臨んだかを問うてみると、15人全員が「夏の交流よりも友達を増やす。」や「原小の友達とたくさん話をする。」などの『人との関わり』に関するめあてを持っていた。そして、ほぼ全員の子どもがめあてを達成できたと答えている。
3 事業名 「戸田が好き!ひとが好き!地域で学ぶ体験活動推進事業」
○地域の人材を十分に活用し、人とのふれあいを通して、実感を伴う学びを展開するとともに、豊かな感性を培う場とした。戸田ならではの自然や人材・団体等を活用し、直接体験による学習を行った。御浜を活動場所として、地域の方々とともに清掃活動やふれあい活動をすすめた。
○清掃等を通した異年齢集団の奉仕活動は、学び教え合いの場であり、好ましい機会となっている。御浜清掃を表した児童の作文が道徳教材「心ゆたかに」で掲載されており、本校の誇るべき特色ある教育活動である。