学校日記

恵まれた学習資源を生かした体験活動が今年も始動

公開日
2009/05/30
更新日
2009/05/30

校長からのメッセージ

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 ヒャーヒャーという声は歓声か悲鳴か? 裸足で水田に入る4年生の子どもたちの表情は、驚きから次第に気持ちよさそうな笑顔に変容しました。初めての泥の感触に「気持ちわり〜」から「何だかいい気持ち〜」に……。今年も、戸田小の子どものためにご提供いただいている「北山の棚田」の1枚で、長倉岑之さんらのご支援・ご指導をいただきながら、4年生が田植え体験をしました。既に4月から籾まきのご指導もしてくださり、この日は、元気に発芽・成長した苗を1枚の田んぼに植えました。これから、秋の収穫まで、子どもたちのご支援をお願いいたします。
 また、6年生は、商工会主催のタカアシガニ放流事業に参加させていただきました。開会セレモニーの後、地元の事業者等からごい提供いただいた90匹以上の抱卵がになどに標識を付けたり計量したりする作業をお手伝いし、関係者の皆様と共に船で沖合に出て、海中に放流しました。事前の学習で、中島茂司さんにタカアシガニの生態などについてご指導いただいていたため、子どもたちは、戸田の特産でもあるタカアシガニがこれ以上減らないよう、熱い願いを込めて放流していました。
海あり山あり、それを生かす人間の英知と歴史があるこの戸田地区は、子どもたちにとって学びの宝庫であり、他地区にはない戸田のよさです。新学習指導要領への移行により、窮屈な教育課程になってきますが、教科とのつながりある効果的な計画を立てることで、この恵まれた学習資源を生かし、五感を通した直接体験の機会を継続・充実させていきたいと考えております。今年度予定している活動は以下のとおりです。
◆1年:いかだ遊び,もちつき大会,タカアシガニの絵,園児体験入学交流
◆2年:いかだ遊び,もちつき大会,町探検,乗り物体験
◆3年:深海生物館見学,お店巡り,分遣所・駐在所見学,磯海苔かき,工場見学
◆4年:米作り,かかし作り,清掃センター見学,戸田造船資料館見学,雉子ヶ尾水源地見学,市施設社会科見学,磯海苔かき,へだっこへの読み聞かせ
◆5年:漁業会社等見学,ヒラメ放流,原村交流(夏・冬),自動車工場見学,へだっこへの読み聞かせ,陸上記録会
◆6年:タカアシガニ放流,交通安全を語る会,へだっこへの読み聞かせ,ほのぼの交流,中学体験,中学の先輩と語る会,陸上記録会,修学旅行 ほか