●　子どもの火遊び多発
　− 市内で小学生が13件・21人(11月末) −

　子どもが物を燃やすことに興味を持つことは自然なことで、昔から家の手伝いなどをする中で、物を燃やすことを覚え、火の恐ろしさを実感として理解しました。しかしながら、今は環境保全と防火の両面から火を燃やすこと自体に規制があり、キャンプ等ではコンロやかまどといった用具・設備が必要ですし、地域行事等でも火を燃やすことが難しい時代です。今、国レベルでは、子どもの火遊びを深刻に受け止め、ライターなどへの規制を考え始めています。
　いずれにせよ、わたしたち大人にできることは、火災の恐ろしさや物を燃やすことの社会的影響を具体的に理解させる工夫をすることでしょう。ご家庭においては、ご自身の体験談などの事例を交えて語って聴かせることや、子どもがライターやマッチを自由に持ち出せる状況をつくらないことなど、この機をとらえてご対応願います。