いよいよ学年末を迎え、授業日数もあとわずかとなりました。おかげをもちまして、120名の子どもたちは、今年度の学習の最後のまとめをしています。そのことは、同時に新たなスタートへの準備でもあります。進級・進学する子どもたちには、大きな目標と期待をもって、次の学年へ元気にジャンプしてほしいと願っています。
　特に、６年間の課程を修了し中学校に進学していく20名の６年生は、この１年間、日々活力に満ち、たいへん充実した学習ぶりでした。そして、戸田小学校の機関車として実に立派にその役割を果たしてくれました。中学校では、毎日の授業・家庭学習と部活動などを通してさらに自身の力を磨き、大いに活躍してほしいと思います。

　さて、ひと月前になりますが、戸田と原村との35年の歴史を受け継いで、５年生15名は26回目の「原村冬の旅」を無事終了することができました。
　初日の午前は、現地としてはこの時期に珍しく雨となり、原小学校自慢のスケートリンクで滑走することはできませんでしたが、学校内探検やゲーム交流が思いの外盛り上がり、楽しい交流のひとときでした。初日午後と二日目のスキー交流は、両校ともスキー初体験の子どもが多かったのですが、さすがは育ち盛りの元気な５年生、みるみるうちに上達し、全員が楽しそうに滑降できるようになりました。
　別れ際には、仲良くなった子ども同士で住所の交換をしたり、再会を約束し合ったりするほほえましい光景が見られました。子どもたちは、両親など、支えてくださった多くの方々への感謝の気持ちでいっぱいでした。

写真左：南アルプスの山並みを背に、富士見高原でスキーを頑張りました。(1/28原村冬の旅)
写真右：別れ際には、手紙を交換したり、手に住所を書いたりして、将来の再開を約束し合っていました。(1/29原村冬の旅)