例年にない猛暑と、校舎の耐震補強工事という特殊な環境下でスタートした２学期ですが、おかげさまで子どもたちは元気に学校生活を送ることができております。校舎を覆っていた防音幕が防塵幕に替わり、校舎内は明るくなりました。また、中学校の協力で、中学校の体育館で体育科の授業をしたり、休み時間は中学校の運動場も使用させてもらったりで、不便ながらも順調に教育活動を展開できております。保護者の皆様をはじめ関係の皆様には深く感謝申し上げます。ありがとうございます。

　さて、10月は「元気で明るいあいさつをしよう」という生活目標を掲げ、戸田小がめざす子ども像の重点の一つにある「にこにこ笑顔で誰にもあいさつ」の達成にも努力したいと考えております。「戸田の子どもは恥ずかしがり屋で、肝心な場面であいさつがない、ものが言えない」という声も多く、学校としても、あいさつを入口に自己表現力・人間関係力などの向上をめざしております。家族内、子ども間、子ども・教師間はもちろんのこと、家庭・学校外でどれだけあいさつができるかがとても重要と考えております。知らない大人を疑わざるを得ない世相ではありますが、あいさつで知っている大人を増やす積極的な取り組みが防犯面でも大切だと考えております。いつも同じ道を通る際、出会う人すべてにあいさつをする子どもに育てたいと考えます。子どもからの自発的なあいさつが聞かれないときは、是非とも、大人の側からあいさつなどの声かけをしていただき、地域と学校が一体となって戸田の子どもを育てていくことができればと思います。よろしくお願いいたします。