★★★　戸田地区交通死亡事故ゼロ7000日達成記念式典　★★★

　去る12月18日（土）、戸田中体育館で執り行われたこの行事は、園児から中学生までの子どもたちと地域の大人が一堂に会し、交通安全への意識をより一層高める機会となりました。観光地で交通量の多い戸田地区で20年近くも死亡交通事故がゼロというのは、間違いなくとんでもない記録であり、マスコミ関係者は、戸田地区の交通安全への取り組みについて盛んに質問していました。
　この日の式典で戸田小児童が担っていた交通安全宣言は、代表の６名が立派に務め、会場からは温かな拍手をいただきました。また、安全宣言と同時に、へだっこセンター年長児が手作りのくす玉を割り、中からは「めざせ8000日」の垂れ幕が飛び出すと、会場からは大きな拍手がありました。さらに、小中学生全員が応募した交通安全標語の優秀作品も紹介され、計８名が表彰を受けました。優秀作品は以下のとおり。

「おとうさん 山道ゆっくり 走ってね」（小１　堤　華子 さん）
「一列で アリさん行列 通学路」（小２　小村美琴 さん）
「まあいいら その気のゆるみ 事故のもと」（小２　高田　優 さん）
「ゆっくりね この道ぼくらの 通学路」（小４　尾鷲　彩 さん）
「楽しいね 事故がなければ 皆笑顔」（小６　永井大樹 さん）
「我が郷里 安心安全 事故知らず」（中１　尾鷲藍里 さん）
「キラキラの 服で守ろう 夜の道」（中２　川口夏歩 さん）
「気のゆるみ 危険信号 しのび寄る」（中３　佐藤めい さん）

　この偉業達成の原動力は、住民一人一人の意識の高さと、地域が一体となった交通安全への様々な取り組みの積み重ねにあります。しかしながら、死亡事故ゼロは更新中でも、戸田地区の交通事故そのものの件数は増加しているという現実があります。スピードを出さないことはもとより、交差点や見通しの悪い路地で確実な一時停止、薄暮時のライト点灯など、今後も住民一丸となって取り組んでいくことが重要となります。

【写真の紹介】
１　式典で交通安全宣言を読み上げる戸田小代表児童。
２　白バイ・パトカーの体験乗車も大人気でした。
３　県立沼津商業高等学校の吹奏楽部の皆さんが駆けつけてくださり、高校としてもハイレベルな素晴らしい演奏を披露してくださいました。みんな大喜びでした。