●１２月を振り返って　

　朝の御浜湾に蒸気霧が立ち上る季節になりました。12月には、西浦小との交流(１・３年)、へだっこ園児に招かれてのもちつき交流(１・２年)、世代間ほのぼの交流(６年)と、心温まる交流行事があり、学校教育目標の「心やさしく」の具現の場ともなりました。また、戸田地区の交通死亡事故7000日達成記念行事(12/18実施)は、園児から中学生までの子どもたちと地域の大人が一堂に会し、交通安全への意識をより高める機会となりました。事前に小中学生全員から募った交通安全標語は、自分自身や家族、地域の交通安全を願う熱い思いのこもった質の高い作品が多く、記念行事当日に表彰する優秀賞の選考に悩むほどでした。

●冬休みに入ります

　さて、79日間の「高まる」２学期が終了しました。７月に始まった校舎の耐震補強工事は、校舎を覆っていた防塵幕や足場が取り外され、いよいよ最終段階に入ります。狭い運動場でしたが、長縄跳び、鬼ごっこ、サーキットトレーニングなど、休み時間の運動・遊びを様々に工夫し、運動に勉強に笑顔あふれる充実した毎日になりました。
　これから11日間の冬休みに入ります。数日すれば、御浜の湾内に巻き網船が多数帰港し、お正月明けまで戸田は賑やかになります。
　地域の皆様には、子どもたちが事故なくすごせるよう、安全のための見守り・声かけなど、お心配りをよろしくお願いいたします。また、ご家庭においては、規則正しい生活の中で、毎日一定の時間は机に向かう習慣を維持させつつ、家族の一員として、家事・家業の一部に責任を持たせるなど、働く体験も大いにさせてください。さらに、年末・年始の慣行や行事などの機会を通して、礼儀・言葉遣い、いろいろな人との関わり方などを教えてください。

●まとめ つなぐ ３学期50日間へ

　年が明けると、最終の50日である「まとめ、つなぐ３学期」がすぐに始まります。学習面・生活行動面の振り返り・まとめを行い、それぞれに新たな目標を明確にして次のステップへのつなぎをしていく重要な学期です。一日一日がとても大切になりますので、お正月明けから、日常の生活リズムに乗って授業に集中して取り組めるよう、ご家庭の後押しをお願いいたします。職員一同、子ども一人ひとりの成長を保障すべく、来年も気を引き締めて取り組みますので、ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。よい年をお迎えください。