今日は、「私に影響を与えた人」と題して元全日本バレーチームを率いて1972年にミュンヘン五輪で金メダルをとった松平康隆氏の話をしました。
　金メダルを取るまでの松平氏のとってきたいわゆる８年計画の具体を話し、金メダルをとるために考えられる手立てをすべて打ち、不安な点や障害をすべて解消してその日を迎えたこと、大きな目標を目指すには、用意周到に準備をし緻密な計画を立てて進めること、こんな氏の考え方は、その後の自分自身の考え方に相当大きな影響を与えてくれました。
　３年生はこの12月に進路を決めたなら、これから2,3月の本番までは８ヶ年計画ならぬ４ヶ月計画をたてて、目先の対策におわれることなく準備を万全して臨むこと、1,2年生も同様にどのようにして弱点を補強して最後の大会、コンクールに取り組んだらよいかを考えて欲しいと思いこの時期にこの話をしました。
そして、最後に松平氏の名言を紹介し、朝礼講話を結びました。
「常識の先には常識しかない。金メダルをねらうには非常識を積み重ねるしかないんだよ」