学校日記

おすすめの一冊(4/17)

公開日
2020/04/17
更新日
2020/04/20

図書室より

 今日の夜から明日にかけて大雨の予報ですね。そこで、今日は嵐の夜に出会った二匹の物語を紹介したいと思います。
 
 題名は、『あらしのよるに』です。作者は、きむらゆういちさん。絵本でも七巻まで出版されているので、小さい頃に読んだことがあるという人もいるかもしれません。
 この物語は、ひどい嵐の日に小屋に逃げ込んだヤギとオオカミが主人公です。暗闇の中で姿が見えず、風邪を引いて、においも分からない二匹は相手の正体に気付かないまま、意気投合し、次の日に再び会う約束をしてしまいます。食べるもの、食べられるものを超えることはできるのか、二人にはどんな運命が待ち受けているのか……。是非読んで確かめて下さい。
 
 実は、今日この本を選んで下さったのは、司書教諭の宮地さんです。また、昨年度の先生方のおすすめの本紹介では、養護教諭の浅岡先生が紹介してくれました。絵本で読んだことがある人も、もう一度手に取ってみるのはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれませんよ。小説と絵本とを読み比べてみるのも楽しいですよ。(石川より)