国語科だより 栗
- 公開日
- 2023/09/29
- 更新日
- 2023/09/29
校内の様子
イガグリをいただきました。秋の味覚ですね。触ると本当に痛いです。(よかったら触ってみてくださいね)
3年生は和歌を勉強しました。万葉集、山上憶良の長歌が題材の一つでした。
「瓜を食べれば子どもが思われる。栗を食べればましてこころに浮かんで仕方がない・・・」甘い物のなかった昔、栗は貴重で、子どもたちの大好きな食べ物だったのでしょうね。
現在は松尾芭蕉の「おくの細道」を勉強しています。「庵」という言葉が出てきました。同じ江戸時代の良寛さんというお坊さんで俳人も「庵」でさみしく暮らしているのでしょう。「もう少し、ここにいなさいよ」という良寛の気持ちがうかがえる短歌ですね。
月よみの光を待ちて帰りませ 山路は栗の毬の多きに
良寛