国語科だより 十三夜 1
- 公開日
- 2023/10/27
- 更新日
- 2023/10/27
校内の様子
美しい月としては、有名な「中秋の名月」と並んで「十三夜」があげられます。中秋の名月は満月ですね。満月はあちこちの国で愛でられます。しかし十三日めの少し欠けた月を愛でるのは日本だけです。
「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」と吉田兼好の徒然草にあります。花は満開、月は満月だけがみるべきもだろうか。(いやそうではない)」彼は、雨の中でも、部屋の中でも月を愛でることはできる。花もまだ咲いていなくても、もう散ってしまってもいいと書いています。「心の目」「想像する力」を大事にしていることがわかりますね。