2学期終業式2
- 公開日
- 2013/12/25
- 更新日
- 2013/12/25
行事
2学期終業式での学校長の式辞では以下の話がありました。
・83日の2学期を無事終了することができました。12日間の冬休みも充実した規則正しい生活を送ってほしいです。
・「元気なあいさつ」を心がけていきたいものです。先日、あるテレビで吉本興業の大御所である西川きよしさんの娘さんが、「お父さん(西川きよしさん)がどこでも元気にあいさつをする」ということを語っていました。西川さんは、「相手よりも先にあいさつする」という信条があり、どこでも知り合いを見つけたら大きな声で「おはようございます。こんにちは。」とあいさつをしています。これはとても大事なことだと思います。先日も用事で東京に行ってきましたが、そこで出会った方々の挨拶に始まる立ち居振る舞いがとても素晴らしく、「さすがプロだな」と感じました。
・タリバン兵に銃撃され頭部に被弾しながらも、奇跡的に一命をとりとめ、いまや世界の少女支援、教育支援のシンボル的存在となったパキスタンの少女マララ・ユスフザイさん。彼女は昨年15歳の時に国連でスピーチをしました。
〈マララさんの国連スピーチ〉
みなさん、私達は暗闇を見た時、光の大切さにきづきます。静かな時、声の大切さにきづきます。同じように、パキスタン北部のSwatにいて銃を見た時、本や鉛筆の大切さに気付いたのです。
賢い人はいいます「ペンは剣よりも強し」と。
これは確かです。過激派の人たちは本とペンを恐れています。教育の力が彼らを震え上がらせているのです。女性達の声が怖いのです。私達が社会にもたらす変化や平等が怖いから彼らは毎日学校を爆破し続けるのです。私達の学校で、ジャーナリストにこう尋ねている男の子がいました。「どうしてタリバンは教育に反対なのですか?」彼は本を指さしシンプルに答えました。「タリバンは本に何が書かれているか分からないからだよ」と。
マララさんは訴えました。「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして、1本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。」と。15歳の少女の命を懸けた主張、訴えでした。静中生にもマララさんのように「強さ」「力」「勇気」を持って生活をしてほしいと願っています。