学校日記

朝礼2

公開日
2014/03/04
更新日
2014/03/04

コラム

 表彰に続いて、学校長から以下の話がありました。
・3年生の学年だよりを読むと、タイトルが「義務教育最後の月」と書いてありました。3年生も18日の卒業式まであと10日(登校日数)となりました。ただし、明日・明後日と公立入試がありますので、緊張感をもって、最後まであきらめずに頑張ってほしいと思います。私学合格者は、高校準備をしっかりと行って下さい。高校入学後は、大人数の中での生活になります。多いところでは学年で10クラスや20クラスもあります。静中生としての誇りをもち、顔を上げて胸をはって生活してほしいと思います。
・3年生は卒業まで数日となりましたが、現在2年生が中心となって、「3年生を送る会」「校舎に感謝する会」を計画し、準備をしてくれています。大変感謝しています。
・パワーポイントで「静浦中学校メモリーズ」を作成しました。テーマは「伝承」です。ここ静浦中の校地は、以前静浦西小学校でした。静浦西小は昭和26年6月6日に、地域住民が参加し、開校式が行われました。開校式の写真にはおじいさんや園児たちも写っています。静浦西小は、地域住民の切なる願いでした。第二次世界大戦終戦間際の7月に沼津に米国軍の空襲があり、静浦小学校が焼失しました。終戦後、学校が無くなってしまい、志下・馬込の児童は、神社や観音堂で分散授業を行いました。それは江戸時代の寺子屋教育に逆転したことになります。地域住民には、「敗戦による惨禍を復興するものは教育の正常化以外にない!」との思いがありました。そこで、東京都化学工業学校水泳宿舎「錬成寮」及び東京都立第七中学校水泳寮「海浜寮」を借用して授業を行いました。昭和23年には静浦小学校分校(静浦西小の前身)として発足、さらに「何とか学校用地を確保し、校舎をつくり、独立校にしたい!」という願いから静浦教育後援会を組織し声をあげました。そして、昭和26年4月に静浦西小学校として独立したのです。この歴史ある静浦中校舎を最後まで大事にしていきましょう。