今日の給食
- 公開日
- 2010/07/01
- 更新日
- 2010/07/01
生活
今日の給食の献立
鯵の干物
じゃが芋の煮物
豆腐とわかめのみそ汁
〈一口メモ〉沼津産ひもの
全国一の生産量を誇る沼津の地場産品といえば「ひもの」です。ひものに使う魚はいろいろありますが、特に「鯵のひもの」は有名です。
また、市内の水産業の方々でつくられている「沼津ひものの会」では、「沼津ひもの」をより多くの人々に知ってもらおうと、毎年7月1日を「沼津ひものデー」と定め、いろいろな催しを行っています。
沼津のひものは、江戸時代末期から明治の初期にかけて作られたのが始まりです。その後、大正時代初期から本格的に生産が始まりました。そして、沼津周辺の低湿度・小雨量・強い西風などの気候風土と駿河湾の豊富な水産資源があいまって、今日の「沼津ひもの」へと発展してきました。
ひものは、タンパク質や脂肪、カルシウムなどを含んだ魚加工食品です。昔から日本人の食卓には、欠かせない食べ物として、親しまれてきました。
さらにひものを食べることにより、魚だけがもっている栄養素のDHA(血液の流れをよくしたり、脳の働きを活発にするもの)などが、日本食として簡単にとることができます。
今日の「鯵の干物」は、地元沼津で加工されたものを、沼津魚仲買商協同組合より提供していただきました。油で揚げてあります。骨に注意しながら、郷土の特産品を味わって食べてください。