１年間を振り返って　1年生代表　鈴木楓花　

　私は今年度、人生の節目の一つとして、中学校に入学しました。入学したら、テニスと勉強の両立をめざしてがんばろうと思っていました。
　部活動では、３年生がすばらしい結果を残していたので、私も３年生のようになりたいと思い、夏からは今まで以上に力を入れて練習を始めました。しかし、テニスに夢中になりすぎて、家庭学習をおろそかにしてしまったり、後回しにしてしまったりして全く身に入らなくなり、定期テストの点数も全く伸びず、思うような結果を出すことができなくなりました。そのため、テニスへのモチベーションだけが上がり、勉強に対するモチベーションが上がらず、テニスと遊ぶことだけを考え、勉強をしなくなる生活を送るようになりました。
　このような生活をしてみて、得られたことがあります。
　一つめは、何事も努力をしないと、本来できるはずのことにも限界がきてしまうということです。１学期の期末テストでは、まだやる気があり、テストに向けてしっかりとテスト勉強をしたので、自分でも納得のいく点数を取ることができました。２学期は、努力をおこたった結果、思うようにいかずに終わりました。このことから、１学期の努力を続ければよかったと気づくことができました。
　二つめは、目標を持っていないとモチベーションは上がらないということです。目標がないと、達成感を感じられず、やる気が出ないからです。目標を持つことで、自分が何をすればいいかを考え、行動することができると思います。
２年生になったら、今年度の経験を生かして、テニスの練習だけでなく空いた時間を上手に使って勉強するようにしたり、曜日ごとに何をするかを決めたりして、テニスと勉強の両立をがんばろうと思います。