校章・校歌

校章

長井崎中学校の高台から眺望する風景は、まさに一幅の絵であり、日本一である。波静かな広々とした駿河湾をへだてて、正面に朝な夕な霊峰富士を仰ぎ、みかん畑にかこまれた自然環境はこのうえなくすばらしいものである。環境が人を育てるというが、ここ長井崎の高台はまことに教育環境にふさわしい地である。4,000年の昔より我々の祖先はここに住居を定め、生活した跡が発掘されている。また、近年に至っては、この高台のみかん栽培が盛んで、本校のまわりはすべてみかん畑である。このような恵まれた環境から考えて、学校の象徴としての校章を、富士のごとく高い理想と、駿河湾のように広い心と、たちばなに似た高い品性のある生徒に育つことを念願し、それを図案化した。明るく素直な本校の生徒たちが、校章に定められた意を体し、何事にも意欲を持って積極的に取り組み、明日の日本を背負うにふさわしい人間として成長していくことを願うものである。 昭和56年4月1日設定   意匠デザイン 稲葉 泰樹 (元長井崎中学校教諭)

校訓

「克己」  自分の弱い心、くじけそうになる気持ちにうち勝ち、よりよい自分をつくるためにがんばろうとする気持ち

「創造」  自分にとって新しい世界を発見し、より豊かな自己実現を求め、新たな自分を創り出していく