学校日記

長井崎中の人づくり

公開日
2007/03/07
更新日
2007/03/07

「チーム学校」実現事業

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長井崎中学校の「人づくり未来塾推進事業」

 沼津市は平成12年度から「ちえづくり・ひとづくり・ぬまづの教育21事業」で生きる力と知恵を育み、感性豊かな「ひとづくり」を推進してきました。5年が経過し、本事業を総括し発展的な解消をする中で、沼津市の未来にわたる人づくりの根幹をなす事業として、平成17年度から「人づくり未来塾推進事業」をスタートさせました。各学校においては、生きる力の育成を目指し、地域に根ざした特色ある学校づくりを推進するために、基本テーマをもとに各学校が必要と思われる独自の事業を企画し、主体的に予算等も含め執行できるものとなっています。
 本校における本年度の人づくり未来塾推進事業は、学校経営のグランドデザインに示すとおり、学校教育目標及び重点目標の具現化のために、下記の4つの事業に取り組んでいます。

1 事業名  Leading Reading 事業
(1) 目   的
 読書環境(図書館利用環境)を充実させることにより、生徒の読書意欲の向上を図る。朝読書の充実により、豊かな心を育む。

(2) 事業の概要 
 文庫本を購入し、各クラスで学級文庫、各階で学年文庫を設置した。主に朝読書の時間に、生徒に利用を勧めた。
(3) 事業の成果
 身近に本がある環境を作ることにより、いつでも読書に取り組めるようになった。朝読書の選書に迷うことがなくなり、スムーズに始められるようになった。朝読書をきっかけに、読書に対する関心・意欲が高まり、学級文庫の続きを図書室に借りに来る生徒がいるなど、図書室に生徒の足を向けることができた。

2 事業名  心の教育推進事業
(1) 目   的
 学校、学年、学級集団が生徒にとって居心地の良い場所になれば、集団への適応が高まり、諸活動に主体的に取り組む意欲化につながる。そこで、科学的・客観的調査・分析によって、生徒の内面を理解し、教科・道徳・特別活動・総合的な学習の実践に生かしていく。
(2) 事業の概要
 Q-Uテストを1・2年生は年間3回、3年生は年間2回実施した。夏休み中や学期中の校内研修で、分析を行い、その後の学級経営や各授業・諸活動などでの生徒への対応や取組に生かした。複数回行うことで、生徒や学級集団の変化の様子、教師の実践の成果等を確認した。
(3) 事業の成果
 Q-Uテスト(心理テスト)を定期的に実施し分析することで、日常観察では見落としがちな(問題傾向が顕著でない)生徒の心情面を読み取ることができた。学校や学級生活への不適応や不登校・いじめ被害の可能性を早期に発見し、客観的データを裏づけにした指導を行うことができた。

3 事業名  授業改善・学習指導事業
(1) 目   的
 学力調査及び学習意識調査の分析により、学習指導の改善と個の特性に応じたきめ細
かな指導を図る。

(2) 事業の概要
 4月に全校で学力調査(1年は4教科、2・3年は5教科)を実施した。職員研修会で、本校の学習指導と生徒の実態を分析し、課題と学力向上策について協議をした。2月に「学習意識調査」を行い、その結果と学校評価を踏まえて学力向上策についての次年度からの新たな施策の立案を行った。

(3) 事業の成果
 「学力調査」の実施により、本校生徒の学力・学習課題をデータに基づいて客観的に把
握することができた。また、基礎学力テスト(計算・漢字・英単語)結果と併せて分析することにより、各教科の得意分野・不得意分野等の特徴がわかり、今後の生徒の学習課題を明確にすることができた。また、具体的な対応策をたてることができた。個々のデータは個別面接での指導にも生かし、生徒に適切なアドバイスを与えることができた。「学習意識調査」の実施により、学習意識の実態を把握した。昨年との比較により、向上してきた点、引き続き改善していかなければならない点などが明確になった。また、全国との比較で、地域性や本校の特徴があらわれているので、それに応じた課題を把握して、対策を話し合うことができた。

4 事業名  英会話実践学習会
(1) 目   的
 長期休業を利用して、英会話教育の経験者等を講師に招き、英会話講座を実施することにより、生徒の英会話への興味・関心を高め、英語学習や英語によるコミュニケーションへの意欲づけを図る。

(2) 事業の概要
 希望者を募り、夏期休業中に講師を招き、初級コースと中級コースに分けて講座を開いた。初級コースには、計28人、中級コースには、9人が参加した。

(3) 事業の成果
 初級コースでは、基礎的な会話表現の指導や個に応じた指導を行った。中級コースでは、発展的な内容の教材を少人数で集中的に取り組むことができた。本講座を開設することにより、英語学習への意欲を一層向上させることができた。

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