1年・詩の授業(4)
- 公開日
- 2013/10/05
- 更新日
- 2013/10/05
1年生
授業で大事なのは「結ぶ」ことです。授業の材料を教材といいます。工藤直子の詩、「ピーマン」と本物の「ピーマン」、どちらも重要な教材です。子供たちの想像力を引き出すためのきっかけとなります。想像する力を教材によって結びつけるのです。想像する力は具体的に「言葉」として編み出されます。しかし、すぐに言葉として決着してしまっては子供たちの本物の感性と言葉が結ばれません。だから、授業として工藤直子の表現力、言葉を手がかりに深く、感覚的に実感させます。「パンパン」と響くピーマンの太鼓の音も実は一人一人には微妙に違うのです。教室で多くの子たちの感性を結びつけることが授業の核心になります。