1年・詩の授業(5)
- 公開日
- 2013/10/05
- 更新日
- 2013/10/05
1年生
工藤直子の「ピーマン」を教材に授業のクライマックスは創作1年生の「ピーマン」の詩です。ピーマンに寄せる感性を「言葉」として決着させます。「苦い」は味の世界、「種の集まり具合」は見た世界、でもここは動的でした。「押すな、押すな。」と種たちが次から次にへた部分に集まり、動いている様子を想像できたからです。言葉と動作を連動して想像できる力は読解力です。次は触った実感を言葉にします。「ばりばり、ばりっ」オノマトペによって表現される世界は実感を言葉にする日本人が得意とする表現です。宮沢賢治が名人です。種の世界に着目、支える棒を見つけます。合理的ですが、種に寄せる心情としても理解できます。「読解力」を鍛える授業として高く評価できます。