栄養満点!
- 公開日
- 2009/01/22
- 更新日
- 2009/01/22
学校行事
今日の給食のお皿の上には、少々見慣れない緑の野菜がのっていました。その正体は「プチヴェール」。フランス語のプチ(Petit)「小さな」とヴェール(Vert)「緑」を合わせた名を持つこの野菜、1990年に静岡県で開発された新種の野菜なのです。
青汁の原料として知られるケールと芽キャベツを交配して作られたこのプチヴェールは、ケールのような苦みや、ほうれん草のようなえぐみもなく、味ではキャベツのくせのなさや甘さを受け継いでいます。栄養面ではカルシウムやカロテンが豊富で、鉄分の含有量はほうれん草をしのぐという、今注目の野菜です。沼津市内でも大平・浮島・金岡地区などで栽培されており、その作付け面積は拡大してきています。
給食の時間には栄養士さんが子供たちにプチヴェールがどんな野菜なのかを紹介してくれました。また、校長室前の廊下には「プチヴェールができるまで」という掲示とともに、本物のプチヴェールが展示してあり、みんな興味深げに見ていました。