学校日記

集中力

公開日
2009/06/16
更新日
2009/06/16

校長のひとりごと

 運動会が終わり、今月に入ってから3週目になります。最近、児童の中に気になる様子が見えることがあります。それは、学習中の集中力に欠けクラスの学習活動に迷惑をかけてしまうことです。学習中に離席したり、床に寝そべったり、突然関係のないことをしゃべり出したり、鼻歌を歌ったり・・・と様々な現われを見せます。教師は注意を促しますが、聞き入れるまでに時間がかかったり止めてもまたすぐに同じことを繰り返したり・・・、その間の授業は当然中断し、他の児童の集中力もそがれてしまうことになります。学習が成立しないことは、学習に取組む児童にとって大変申し訳ないことなので絶対に避けなければなりません。
 そこで、気持ちの高ぶりから学習中に集中できない児童には、特別支援の観点から一時的にすぐにその場から隣室等に移動させ、気持ちが落ち着くまで空きの教師と共に待機し、気持ちが落ち着いたら再び学習に参加することにしました。叱るのではなく、児童の気持ちを聞き入れながら徐々に自分自身と向き合い気持ちをコントロールできるようにしていこうと思います。このような現われは、低学年から高学年までどの学年でも観られますので、状況によっては、ご家庭にご協力をお願いすることもあります。