持久走練習たけなわ
- 公開日
- 2009/11/10
- 更新日
- 2009/11/10
校長のひとりごと
今週に入って本格的に始まった朝のかけ足運動は、どの学年も多くの子供たちや先生方が参加しています。私も毎朝グラウンドに出て、走る子供たちの顔色健康観察をしながら声援を送り、子供たちから元気パワーをもらっています。
勿論、体調のすぐれない子供は見学をしますが、体調が回復した時はみんなと同じように元気に走っています。小学生のこの時期は、みんなと同じことを同じようにやるところにねらいがあり、その中で楽しさやがんばりや励みを見出す子供が、その後徐々に力を付けて伸びて行くものです。
しかし中には、走るのが苦手な子供もいます。嫌いだからと言って、何もしないで苦しさから逃げて毎日ただ見ているのは、本人にとっては教育的にも成長過程にも絶対よくありませんので、担任は少しずつでもいいからみんなと一緒に走るよう促しています。このことは、学習や生活全般に言えることであり子供の将来を思えば、厳しい指導も時には必要になります。
全てが友達と同じようにいかなくてもいいのです。不器用でも遅くてもいいのです。それでも親の励ましの下で毎日こつこつと努力する姿勢や心を掴ませれば、いずれはその子供を大きく伸ばすことに繋がります。
ただ一つ、何事もやる前から自分で結果を出してあきらめてしまうような子供には、私は育てたくはありません。みんなでがんばりましょう。