インフルエンザの波
- 公開日
- 2009/11/17
- 更新日
- 2009/11/17
校長のひとりごと
本校のインフルエンザの波は、確実に感染拡大しています。それでもみなさんの早め早めのご協力により爆発的な増加は何とか防止していますが、徐々に増加はしています。
現在学級閉鎖を含め全体の欠席者が90名という状況です。この状況はこのまましばらく増加しながら続くものと判断しており、明日以降も増えることはあっても減ることはないと思います。そうなると欠席数がさらに増加することも予想され、益々の注意と協力が必要になってきます。
今までの状況から、インフルエンザと診断された場合は、医師の許可がなければ登校できませんが、微熱があって病院に行った子供の中にインフルエンザと診断されなかった場合があります。お母さんは用心のため、その日は登校させずに1〜2日してから再度診察に行くと、今度はインフルエンザに発症していることが分かりました。
しかし中には、一時的に熱が下がることもあるようで、その時に熱が下がったものと判断し登校させるのですが、結局それから1〜2日後にインフルエンザが発症することもありました。その時には、既にクラスで感染拡大が始まっており、感染力の強いインフルエンザは瞬く間に広がっていました。
家族にインフルエンザが発症した場合は、遅かれ早かれ家族へ感染する確率は高いそうです。医師は、インフルエンザの熱が下がっても2〜3日は登校許可を出さないように、家庭でも子供の調子を診て熱がなくても咳が出る、お腹が痛い、頭が痛い、鼻汁が出る、だらだらしている等々の症状がありましたら、用心のため登校を控えて戴き様子を診てください。このような状態で無理をして登校しても、学習には集中できずにただ座って我慢をしている子供が辛いだけです。
なお報道にもありましたが、小学校3年生までの子供にインフルエンザワクチン接種の予約受付が始まりました。かかりつけの医師に相談の上、できる限り接種をお勧めします。