学校日記

2年・算数(筆算)

公開日
2010/07/10
更新日
2010/07/10

2年

2年生は算数科で引き算の筆算を勉強します。筆算の仕方を教え、反復練習だけで習得させるのではなく、学校の教室は他の子がする計算の仕方を見る機会に恵まれます。さらには先生が教室の全員に筆算の確かな計算方法を定着させるべく、その場に応じ考えさせる質問を出します。教師が子供に向けて質問を発するので「発問」という特別な教育用語があります。教師の発問は常に教室の子供たちの状況に応じて臨機応変発せられます。とはいってもベテラン教師にならないとその技は身につきません。本校では「西浦教師塾」と銘打ち、ベテラン教師の発問などの技を積極的に公開し、若手教師が学ぶことを推奨しています。
この時の筆算の勉強は子供が黒板に出て自分のした計算方法を説明させている場面です。写真を注目してみてください。一の位の繰り下がりを決着させると隠せるよう小道具が黒板に貼られています。ここが味噌なのです。子供の思考を目で見てわかるよう助けてあげています。言葉だけでなく、目で見てわかることがとても大事です。このことは学年が上に上がっても同じです。