4年・算数・「端の世界へ」
- 公開日
- 2010/10/31
- 更新日
- 2010/10/31
4年
4年生になると見えにくい世界を学びます。
算数は「端」として数える世界、「小数」の世界へ行くのです。小数第一位、第二位、第…。誰がそんな言葉として決着させたのでしょう。「端」を仕分けていく部屋として命名したのです。
学びの本質は「見える化」を行うことです。
端を切り捨てず、整合性をもって誰もが納得する理解の仕方を探ることが学びです。
もっとも、すでに先人が考え、文化として定着されているのですから、最終的には一人一人が自分のものとして身に納めます。その過程を辿ることが必要です。そこが学びのステージです。子どもの身の回りにあって、見えるものを教師は探します。今回は「水」です。常に身の回りにあって、意識せずとも計量しているものだからです。端として余った量を言い当てるため勉強です。
容量を示す単位を部屋分けにし、画用紙の上に書かせます。絵や図にすることは「見える化」作業の勉強です。
10歳の壁を乗り越える学びが続きます。
教室の背面には社会科で学んだ昔の道具に関する一人一人のまとめが掲示してあります。参観日にご覧ください。