沼津市立沼津高等学校山岳部は、１２月２３日〜２４日にかけて、丹沢のユーシン渓谷に入り檜洞丸に登ってきました。毎年この１２月山行は愛鷹山行会の方々と合同登山をさせていただいてきました。今年も３名の社会人の皆さんと市立山岳部の５名の合同で行ってきました。
ユーシン渓谷は玄倉川の上流部のダム湖や深場の水がエメラルドグリーンに見えることで有名なハイキングコースです。近年テレビで紹介されたことから有名になり、２３日も冬場にもかかわらず、何人もの人とすれ違いました。ダムの水が放水されていたのでメインのダム湖の「ユーシンブルー」は見ることができませんでしたが、所々の沢の深場の水が美しく、渓流の景観を楽しみながら歩くことができました。
２４日はユーシンロッジを出発し、大石山、大同ノ頭、檜洞丸という丹沢山塊の中でも最奥部の山を歩きました。鎖場やガレ場があり、人が入ることの少ないルートですが、美しいブナ林があり、見どころの多いルートでした。複数のピークを昇り降りする多少ハードなコースでバテ気味の生徒もいましたが、何とか無事に歩き通すことができました。今回は久しぶりにメインザックを背負っての行動で、日ごろのランニングや歩荷トレーニングの重要性を改めて実感することができたのではないかと思います。