主題名「たがいに支え合う社会」本教材は、東京オリンピック・パラリンピック招致演説のプレゼンテーターとして有名になった佐藤真海さんの活動から「あきらめない気持ち」や「命の大切さ」「スポーツのもつ力」を伝えていく心情の変化を追うことで、生徒が自分自身と照らし合わせ、共感できる教材である。ハンディキャップがある中で、自分の特性や適正、長所、努力をし続けた佐藤真海さんの生き方に目を向けることで、自分自身の特性や適正に気づき、「中学生の自分が社会や周囲のためにできることは何だ」と考え、その中で「自分でも社会や周囲のためにこういうことができるのだ」と自己有用感に繋がる考えになっていきます。