4/7(水) 始業式 生徒会役員任命
- 公開日
- 2021/04/07
- 更新日
- 2021/04/07
学校行事
令和3年度始業式です。2、3年生代表者に教科書を授与し、マスク越しでしたが校歌も歌いました。始業式の式辞です。
○令和3年度がスタートします。皆さんの顔が輝いているところをみると、学年が変わり、やる気満々の気持ちが伝わってきます。私は、1年前に、この第三中学校に来ましたが、三中に来て本当によかったと思っています。それは、コロナ禍ではありましたが、皆さんが、毎日の授業や生活を大切にし、一時間の授業に真剣に取り組み、仲間と語り共に学んでいる姿、さらに、行事や様々な活動が中止・変更となる中、例年とは違う体育祭での一生懸命な姿、学年別にはなりました仲間とともに作り上げてきた合唱コンクール、など日常の毎日を大切にする皆さんが、誇りにしている「三中プライド」を実行している姿を見てきて、たくさんの感動をもらったからです。皆さんの頑張る姿を見て、浮かんだ言葉が「一生懸命は 美しい」という言葉でした。
○話は変わりますが、お正月の大学生の箱根駅伝を見た生徒はいると思います。私は楽しみで毎年見ています。東京箱根間を往復217.1キロを10人で走りきる箱根駅伝では、母校のたすきをつなぐため、それぞれの大学の選手が自分の任された区間を走りきり、今年1月は、駒澤大学が総合優勝を果たしました。駅伝において、自分の区間を走り終えた選手が、走りきった区間に向かって「一礼」をすることに気づきました。この一礼は、「自分を走らせてくれた区間・自分を支え応援してくれた仲間や監督、声援してくれた沿道の人々への感謝の気持ち・やり遂げた後の自分の走りの振り返り、反省の心」を表しているものだと思いました。
○そこで皆さんが「一生懸命は美しい」という姿を、より見えやすくするために、学校という1年間(206日間)を、本年度は5区間にしたいとおもいます。1年間を節目ごとに分け、それぞれを意味ある期間として位置づけることで、教育目標「確かな目標を持ち、自ら学び、自ら判断し、自ら鍛える生徒の育成」の達成を目指したいと思います。学校では5区間を1人で走りきらなければなりません。駅伝でも、どのような目標タイムを設定するのか、そのため、どんなペース配分で走りきるのかを決めることが重要です。本日から
○5/31までを第1ステージ「出会いとスタートを大切」
○6/1から7/21までを第2ステージ「活動を軌道に乗せる時期」
○8/24から10/17までを第3三ステージ「創意工夫を生かして、学校を楽しくする時期」
○10/18から12/24までを第4ステージ「自分を見つめ、活動を充実させる時期」
○1/6から3/18までを第5ステージ「1年間のまとめと新年度の準備をする時期」
皆さんが、素晴らしいスタートダッシュを決め、目を見張る走りを見せてくれることを期待します。新しい学年への「進級」は一つのチャンスです。今までの自分を変えるチャンスです。もう一度言います。今での自分を変えるチャンスなのです。コロナ禍での学校生活は変わりませんが、これから、三中にかかわるすべての人が、智恵を出し合い力を合わせ、さらにパワーアップしていく第三中学校が実現していくことを信じ、令和3年度の始まりを宣言いたします。さらによりよい学校を目指していきましょう。
○生徒会本部、専門委員長の皆さんに辞令を渡しましたが、「ありがとうございます」「頑張ります」と言葉が返ってきました。皆さんのやる気を感じました。ありがとうございます。よろしくお願いします。
○保護者の皆様、地域の皆様、同窓会の皆様、これからも三中応援団としてよろしくお願いいたします。