国語科だより ふきのとう(蕗の薹) 1
- 公開日
- 2024/02/21
- 更新日
- 2024/02/21
校内の様子
この時期は、三寒四温と言われます。寒さはぶり返しても必ずあたたかくなることを言います。
技術科室裏とプールの脇に蕗の薹(ふきのとう)がたくさんでました。苦みがありますが天ぷらなどにして楽しまれます。春を感じさせる植物です。よく「とうがたつ(薹ががたつ)」といいますが、この薹は茎を指します。ふきのとうは土から芽をだしてころころとしたものを食べます。茎が伸びきるとあまり食べません。そこで、年がいって盛りのすぎた人について少し悪口を含んだ言い方として使います。自然と密接な日本の言語表現ですね。
蕗の薹日のさす方に傾きて 村井信子
蕗の薹ころころするを弄ぶ 宮澤昭彦