国語科だより はまぐり
- 公開日
- 2024/02/27
- 更新日
- 2024/02/27
校内の様子
ひなまつりでは蛤(はまぐり)をおすいものにして食べることが多いですね。また、蛤(はまぐり)は、内側に絵や和歌をかいて裏返し、トランプの神経衰弱のように遊ぶ貝あわせに使われたりしました。貝殻は必ず同じ貝殻としかくっつきません。そこで綺麗な貝あわせは、男女がずっと一緒にいられますようにという願いを込められ、嫁入り道具にされたそうです。
また、碁石の白石はもともと蛤を削って作りました。最初のものは「鈴虫」という題がついています。左の貝殻に小さな鈴虫が描かれています。音を描いているようです。他は、百人一首の短歌、源氏物語の一場面、有名な歌人の肖像画などです。
雛祭る節供になりて春の雪 正岡子規