想像力を働かせて2(5/15)
- 公開日
- 2020/05/15
- 更新日
- 2020/05/15
学習コーナー
爽やかな風がきらきらした空気を運んできました。みなさん、規則正しい生活を送っていますか。自分で立てた計画は、順調に進んでいますか。
みなさんが描いたデッサン、少し見させてもらいました。力作ぞろいで、これだけ繊細(せんさい)に描くには、物の形や光の当たり方をじっくりと観察したのだろうと感心しました。きっと、準備も手を抜かなかったことでしょう。
今日紹介するのは、北原白秋の歌です。
草わかば色鉛筆の赤き粉の
ちるがいとしく寝て削るなり
さて、この歌にはどんな様子が描かれているでしょう。みなさんがこの短歌を絵にするとしたら、何を描きますか。どんな色鉛筆を手に取りますか。ここに出てくる人は、どんな格好で、どこで何をしているでしょう。
ここで少し勉強の手を休め、窓の外の景色を眺めながら考えてみてください。
作者の北原白秋は、詩や短歌以外にも童謡(どうよう)などもつくっています。中学生のみなさんの知っている歌は、あるでしょうか。ぜひ、調べてみてください。(国語科 岸間より)