史跡クイズ第一回(5/13)解答
- 公開日
- 2020/05/15
- 更新日
- 2020/05/15
学習コーナー
1 天神洞古墳のある町内 ⇒答え「中瀬町」 ※ 写真上の地図
(解説)副葬品の多くはそのまま床面に遺存し、武器類や装身具、土器類などが多数出土した。特に第3号墳からは瑪瑙(メノウ)製勾玉や水晶製切子玉、碧玉製管玉など、各種の玉類が約90点出土し貴重な発見となった
2 植田内膳さんのやったこと(功績)
⇒ 答え「香貫地区に用水路を作った」
(解説)当時香貫一帯では相変わらず香貫山の水を貯水池に溜めて、これを用水とする水利設備しか持たなかった。香貫に住んだ内膳は、水位のあまり高くない狩野川の流水を、今の通称大滝の土手で石をもって三日月形の堰を構築し、その部分の水位を高め、香貫山麓を巡って一条の水路を開削し、苦心惨憺の結果引水に成功した。このため内膳は家産を傾け、生命の危険に瀕したこともしばしばであった
※写真下 中瀬町の取入口に建てられた内膳堀の石碑
「沼津の文化財」より