本日の給食は、そぼろ丼、牛乳、豆腐と大根のすまし汁、カシューナッツです。おいしくいただきます。

給食一口メモ：にんじんは、アフガニスタン周辺で生まれた野菜です。江戸時代の初めに中国をとおって日本に来た「東洋系にんじん」と江戸時代の終わり頃にヨーロッパを旅して長崎から入ってきた「西洋系にんじん」があります。現在、みなさんが食べている多くは「西洋系にんじん」です。「西洋系にんじん」の方が栽培しやすく、季節ごとに色々な産地でつくられているからです。日本で１番の生産地は北海道です。
みなさんは「カロテン」という栄養素を聞いたことがありますよね。この「カロテン」という言葉自体が、英語でにんじんの意味の「キャロット」が語源だといわれています。「カロテン」はにんじんに多く含まれており、食べると体の中で「ビタミンA」に変わります。「ビタミンA」は皮膚や鼻、呼吸器などの粘膜を強化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐのに役立ちます。この「カロテン」は緑(りょく)黄色(おうしょく)野菜(やさい)に入っています。にんじんをはじめ、緑黄色野菜を毎日食べるようにしましょう。