学校日記

小学生の問題行動

公開日
2009/12/16
更新日
2009/12/16

校長のひとりごと

 今年現在、小学生に最も多い問題行動の中に万引きと火遊びがあります。どちらも重大な問題行動なのですが、小学生はさほどの問題とは思っていないようで増加傾向にあります。特に火遊びは、多くの人命につながる重大行為なので大人や保護者は厳しく指導しなければなりません。
 火遊びの多くは、100円ライターを家から持ち出したりどこかの店で万引きしたりと意外と持っていることがあり、仲間が集まるとふざけ遊び半分で枯葉に火をつけたりたき火をしたりして遊ぶようです。冬になると空気も乾燥し、風にあおられた火は瞬く間に広がり子供たちだけではどうすることもできなくなります。今年も既に何件かのぼや火災に繋がっていますので、みんなで注意をお願いします。
 我が家でもそうですが、家庭で子供の手の届く場所に幾つかのライターがあります。原因の多くはそのライターで、それを持ち出して遊ぶのです。放課後、子供だけで留守番をする家庭はストーブや調理の火にも十分な注意を重ねてお願いします。
 また、万引き行為は友達と一緒の場合が最も多く注意が必要です。今までも問題を起こした子供の親は、我が子だけは絶対に・・・と信じるあまりに学校からの指導連絡も聞き流していたことが多くあったということです。我が子を信じることは当然のことですが、それでも機会を捉えては万引きについて話題にしたり子供の生活や持ち物に関心をもったりすることも大切なことです。
 放課後、我が子がどんな生活をしているのか夕飯時に話を聞きながらコミュニケーションを図ってください。