学校日記

給食記念週間

公開日
2010/01/29
更新日
2010/01/29

校長のひとりごと

 私たちが毎日戴いている学校給食が始まったのは、明治22年の山形県鶴岡町と言われています。戦後の食糧困難事情のもとで、児童生徒を救済するための措置として、アメリカ等からの脱脂粉乳等の援助物資を受けて再開されたのです。その後、昭和29年に学校給食法が制定され全国各地に普及充実が図られてきました。
 現在子供たちの戴いている給食は、私が子供時代のそれとは比べものにならないほど、とてもおいしいものばかりです。時代と共に給食の食材や味・品質等々でも驚くべき進歩を遂げ、今では毎日の給食が待ち遠しく楽しみにしている子供も少なくありません。しかし食料豊富な時代に育ってきている子供たちの中には好き嫌いが多い子供もおり、学校給食の目的から外れていることが残念に思われます。そこで、様々な機会を捉えては食育に関する指導を繰返し行っていますが、今回の記念週間でも「感謝の心」をテーマに進めてきました。
 本校の児童玄関には、子供たちから栄養士さんや調理師・調理員さんたちに宛てた感謝の言葉や素直な気持ちが掲示され、どれを観ても心温まるものばかりです。私は、こんなに温かい心をもっている三小の子供たちをとても誇りに思います。保護者・地域の皆様、機会がありましたら、是非、足を運んでご覧になってください。