学校日記

令和3年度・3学期始業式

公開日
2022/01/06
更新日
2022/01/06

学校行事

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1月6日(木)の1時間目に、始業式が行なわれました。
校長先生から、次のことが話されました。
子供たちはリモートで各教室で話を聞きました。

【令和4年1月6日 始業式の話】
 明けましておめでとうございます。新しい年、令和4年がスタートしました。
 そして今日、1月6日に3学期がスタートしました。
 新しい年、そして3学期を迎え、目標を立てた人も多いと思います。目標を立てた人も、まだ立てていない人も、この話を聞いて、目標をクリアするためにどうしたら良いのかを考え、すぐに行動してみてください。

 目標を立てただけでは達成できません。達成するためのポイントを2つお話しします。
 1つ目のポイントは、日本プロ野球だけでなくアメリカメジャーリーグでも活躍したイチローさんの言葉からです。
 イチローさんは、次のように話しています。
「高い目標を成し遂げたいと思うなら、常に近い目標を持ち、できればその次の目標も持っておくことです。それを省いて遠くに行こうとすれば、挫折感を味わうことになるでしょう。近くの目標を定 めてこそギャップは少ないし、仮に届かなければ別のやり方でやろうと考えられる。高い所にいくには下から積み上げていかなければなりません。」
 皆さんが立てた目標を達成するためには、高い目標達成に繋がる近くの目標、意識して取り組めばクリアできる目標を立てることです。もしも、できなかったら、別の方法を考え再挑戦する。
 近くの目標なのでクリアでき、「できた」を実感し、次の目標達成への意欲が高まります。
 2つ目のポイントは、脳科学の視点からの話です。
 「近い目標」を立てても、やらなければ始まりません。東京大学薬学部池谷教授によると、
・「やる気スイッチ」と言うものは無い。やる気になるのを待っていても始まらない。
→では、どうすれば良いのか?
 「行動」することが、やる気のスイッチとなると言っています。だから、まず、やってみる。
 この時、「行動」を、「いつやるのか」を習慣にしてしまうと良い、とも言っています。
 例えば「漢字の基礎学テストで満点を取りたい」という高い目標を立てたら、
・「漢字ドリルの○ページを覚える」という近い目標を立て、「漢字ドリルをノートに書き写して覚える」という勉強法を決めます。
・「あとでやる」とか、「そのうちやる」ではなく、「帰宅してすぐに」「18時になったら」「夕食後に」など、生活の中で習慣化してしまう。
・はじめに決めたやり方で成果が上がらなかったら、「テスト形式にして練習し、できなかった漢字を集中して練習し、再びテストして確かめる」という方法に切り替える。
 このようにして、3学期に立てた目標をクリアし、「できたがいっぱい」の愛鷹小にしていきましょう。

 これで、3学期始業式の話を終わります。