鳴門教育大学大学院 久我 直人 教授によるリモート研修会 (1月18日 )
- 公開日
- 2022/01/28
- 更新日
- 2022/01/28
「チーム学校」実現事業
【1月27日配布の学校だよりにも掲載ましたが、ホームページにも掲載します。】
1月18日(火)、6月に続いて2回目となる鳴門教育大学 久我直人教授による研修会が行われました。今回は新型コロナウィルスの影響でリモートによる研修会となりましたが、『人のことを大切にして聞くこと』を中心にお話を伺いました。
久我教授は、「『人のことを大切にして聞ける子』は、学びが充実し周りの人から優しくされる。」と言っています。
「人のことを大切にして聞く」には、「体を向けて話を聞く」など聞き方を、子供たちが分かるように具体的な形を示して躾けることが必要です。
しかし、聞き方の形だけでは形骸化してしまいます。形だけでなく、子供が「話を聞くことの良さ(価値)」を認識する必要があります。話を聞くと、「先生の指示が分かり、課題に向かって取り組める。」「自分と友達の考えを比べることができ、理解が深まる。」など、学力向上に繋がることが認識でき、聞こうとする意識が高まります。また、聞くことができると、友達の考えや思っていることが分かり、同じ考えでなくても相手のことを理解することができるようになり、社会性が高まります。
今回の研修会では、久我教授の講話を受けて3〜4人のグループに分かれて、「聞くことの徹底」と「勇気づけ」についてそれぞれの教員が取り組んできたことを伝え合うワークショップを行ないました。効果があった事例を聞き合うことで、これからの指導の幅が拡がりました。また、愛鷹小の教員同士で学び合えることを実感することができました。残り少ない3学期ですが、「人のことを大切にして聞く」ことに取り組んでいきます。