津波の被害の後、倒壊することなく残った「防災庁舎」「高野会館」の姿が、プロジェクターで映し出されると、「すごい。」「へえ。」というつぶやきが聞かれました。

先生から、「どちらかを震災遺構として残したいが、あなたならどうしますか。」と質問されました。
Ａ　多くの人が命を落とした防災庁舎跡を残す。
Ｂ　全員が助かった高野会館を残す。
Ｃ　つらいことを思い出してしまうものは残さない。
の三択で、子どもたちは考えます。

子どもたちの意見は、ＡＢＣに分かれました。
実際には、ＡＢ両方を残したのだそうです。

震災復興にかける国の予算は減っているけれど、まだ困っている人は多く、その人の力になりたいと思っている人もたくさんいるということを知りました。